お久しぶりですm(__)m
留学準備が色々忙しくて気付けば1ヵ月経ってしまいました
(ほとんどクリック協力してくれないので多少拗ねてましたけど...(;´・ω・)←)
季節もどんどん冬に向かいカゼの季節突入です
それに伴い製薬会社はここぞとばかりに躍起になってTVCMなどで自社の製品をアピールしているので毎日何かしらの商品は目にしているかと思います
今回は、数あるカゼ薬の中でも昔から変わらぬ人気がある「効いたよね、早めのパブロン」でお馴染みのパブロンシリーズを徹底解剖します
一言でパブロンと言っても、
■子ども用パブロン
●パブロン学童用(5歳以上12歳以下)

大正製薬㈱HPより引用
■子どもから大人まで使えるパブロン
●パブロンSゴールド錠(5歳以上)
●パブロンSゴールド微粒(1歳以上)

大正製薬㈱HPより引用
●パブロンSC(5歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンS錠(5歳以上)
●パブロンS(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンゴールドA錠(11歳以上)
●パブロンゴールドA微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
■大人専用パブロン
●パブロンエースAX(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンエース(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンAG(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンN(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロン50(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
とカゼ薬だけを見ても結構な数のパブロンが存在します
実際何が違うのと言うことで手っ取り早く見るために成分を比較してみましょう
ほとんどのパブロンシリーズを見ると分かるのは...
◉比較的強力な去痰成分を含んでいる製品が多い
➡痰を伴う湿った咳があるカゼに有効
◉抗コリン成分が入っていない
➡鼻水症状に対してはそこまで強くない
※マレイン酸カルビノキサミンが入っているため弱くもない
◉ほとんどの製品にリゾチームが配合されている
➡粘っこい痰や鼻水に対して有効(カゼの後期)
どちらかと言うと咳・痰に強い製品が多いと言うことが分かったパブロンシリーズですが...色々と不思議が隠されています
★パブロンの不可解PART❶
パブロンのCMでの謳い文句は「効いたよね早めのパブロン」です
※CM商品はパブロンSゴールド錠・ゴールド微粒
ここで「アレっ!?」と思った人(・▢・)/
咳止め成分の記事で「一般的にカゼからくる咳は、乾いた咳から始まり、炎症が進むと痰を伴う咳へとシフトしていく傾向にある」と言いましたが覚えているでしょうか?
処方だけを見ると、どちらかと言うとカゼの後期に対してオススメな成分が入っているような気がしますが悪化しないように早めに飲みなさいと言うことなんだと思います
▼初めから痰を伴う咳が出る場合も無きにしも非ずなので一概には言えません
そもそもカラダが頑張ってウィルスと戦おう、異物を取り除こうとしているのに薬剤で早い段階から邪魔をして良いのかと言う問題はとりあえず置いときます
★パブロンの不可解PART❷
パブロンは錠剤だろうが微粒だろうが1回量に配合されている成分量は同じです
上でさらっと対象年齢を書きましたが「アレっ!?」と思った人(・▢・)/
錠剤と微粒の対象年齢が違うと言うことに気が付きましたか?
パブロンSゴールド錠(5歳以上) / パブロンSゴールド微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
パブロンS錠(5歳以上) / パブロンS(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
パブロンゴールドA錠(11歳以上) / パブロンゴールドA微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
小さい子どもには錠剤は飲みにくく、喉に詰まらせる可能性もあるため5歳以上はとりあえずOKと納得します
ただし...何故かゴールドA錠だけ11歳以上なんですΣ(・ω・ノ)ノ!
成分的に飲めなくはないですが...添付文書に書いてある以上飲むのは✖
◆守らないともし何かあった時に救済制度が利用できない可能性があります
★パブロンの不可解PART❸
パブロンシリーズには50歳を超えても比較的安心して飲める、めちゃくちゃ優しい処方のパブロン50と言うものが存在します
大正製薬㈱HPより引用
解熱鎮痛成分(弱)・去痰成分(弱)・鎮咳成分(弱)と言うかなり頼りない処方ですが...対象年齢が15歳以上なんです
成分を見ると15歳以下でも飲める気がしますが...添付文書に書いてある以上飲むのは✖
▼ここまで弱い処方だと敢えて飲む理由もないですが...
色々と不思議が隠されているパブロンカゼ薬シリーズですが、
咳からくるカゼに対しては
➡CMでお馴染みのパブロンゴールドS
大正製薬㈱HPより引用
熱を伴う咳からくるカゼに対しては
➡CMでお馴染みのパブロンエースAX
大正製薬㈱HPより引用
様々なメーカーから出ているものの中でも頼りになる選択肢の1つだと思います
こらからの季節インフルエンザが流行り出しますが...インフルエンザが疑われる場合はイブプロフェンを避けることとされているため服用時には気を付けましょう
※インフルエンザは発症後48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用することで、発熱の期間を短くし、回復を早めることが期待できるため、疑われる場合は下手に市販薬で誤魔化さないようにしましょう
持病をお持ちの方・併用薬のある方・妊娠又は授乳中の方・過去にアレルギーを起こしたことのある方はOTC医薬品購入前に担当医師又は薬剤師にご相談下さい
記事が役に立ったと思ったらブログランキングのバーナー(右側)をクリック ➡
読み逃げなんて寂しいことしちゃダメですよ<(`^´)>
拍手ページからご質問を頂いても回答が出来ませんΣ(゚Д゚)!
留学準備が色々忙しくて気付けば1ヵ月経ってしまいました
(ほとんどクリック協力してくれないので多少拗ねてましたけど...(;´・ω・)←)
季節もどんどん冬に向かいカゼの季節突入です
それに伴い製薬会社はここぞとばかりに躍起になってTVCMなどで自社の製品をアピールしているので毎日何かしらの商品は目にしているかと思います
今回は、数あるカゼ薬の中でも昔から変わらぬ人気がある「効いたよね、早めのパブロン」でお馴染みのパブロンシリーズを徹底解剖します
一言でパブロンと言っても、
■子ども用パブロン
●パブロン学童用(5歳以上12歳以下)
大正製薬㈱HPより引用
■子どもから大人まで使えるパブロン
●パブロンSゴールド錠(5歳以上)
●パブロンSゴールド微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンSC(5歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンS錠(5歳以上)
●パブロンS(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンゴールドA錠(11歳以上)
●パブロンゴールドA微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
■大人専用パブロン
●パブロンエースAX(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンエース(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンAG(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロンN(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
●パブロン50(15歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
とカゼ薬だけを見ても結構な数のパブロンが存在します
実際何が違うのと言うことで手っ取り早く見るために成分を比較してみましょう
パブロン Sゴールド | パブロンSC | パブロンS | パブロン ゴールドA | パブロン 学童用 | |
アセトアミノフェン | 300mg | 300mg | 300mg | 300mg | 150mg |
イブプロフェン | |||||
グアイフェネシン | 41.67mg | ||||
グアヤコールスルホン酸 | 25mg | ||||
ブロムヘキシン塩酸塩 | 4mg | 4mg | 4mg | ||
アンブロキソール塩酸塩 | |||||
dl-メチルエフェドリン | 20mg | 20mg | 20mg | 20mg | 10mg |
デキストロメトルファン臭化水素 | 8mg | ||||
ノスカピン | 16mg | 8mg | |||
ジヒドロコデインリン酸塩 | 8mg | 8mg | 8mg | 8mg | |
リゾチーム塩酸塩 | 30mg | 20mg | 20mg | 20mg | |
マレイン酸カルビノキサミン | 2.5mg | 2.5mg | 2.5mg | 2.5mg | 1.2mg |
クロルフェニラミンマレイン酸塩 | |||||
メキタジン | |||||
無水カフェイン | 25mg | 25mg | 25mg | 25mg | 12mg |
チアミン硝化物(V.B1硝化物) | |||||
ビスイブチアミン(V.B1誘導体) | 8mg | 8mg | 8mg | ||
リボフラビン(V.B2) | 4mg | 4mg | 4mg | 4mg | |
アスコルビン酸(V.C) | 166.7mg |
パブロン エースAX | パブロン エース | パブロン AG | パブロン N | パブロン 50 | |
アセトアミノフェン | 300mg | 300mg | |||
イブプロフェン | 150mg | 150mg | 150mg | ||
グアイフェネシン | |||||
グアヤコールスルホン酸 | 80mg | 83.33mg | |||
ブロムヘキシン塩酸塩 | 4mg | 4mg | |||
アンブロキソール塩酸塩 | 15mg | ||||
dl-メチルエフェドリン | 20mg | 20mg | 20mg | 20mg | |
デキストロメトルファン臭化水素 | 16mg | ||||
ノスカピン | 16mg | ||||
ジヒドロコデインリン酸塩 | 8mg | 8mg | 8mg | 6mg | |
リゾチーム塩酸塩 | 30mg | ||||
マレイン酸カルビノキサミン | 2.5mg | 2.5mg | |||
クロルフェニラミンマレイン酸塩 | 2.5mg | ||||
メキタジン | 1.33mg | ||||
無水カフェイン | 25mg | 25mg | 25mg | 25mg | |
チアミン硝化物(V.B1硝化物) | 8mg | 8mg | 8mg | 8mg | |
ビスイブチアミン(V.B1誘導体) | |||||
リボフラビン(V.B2) | 4mg | 4mg | 4mg | ||
アスコルビン酸(V.C) | 166.7mg |
◉比較的強力な去痰成分を含んでいる製品が多い
➡痰を伴う湿った咳があるカゼに有効
◉抗コリン成分が入っていない
➡鼻水症状に対してはそこまで強くない
※マレイン酸カルビノキサミンが入っているため弱くもない
◉ほとんどの製品にリゾチームが配合されている
➡粘っこい痰や鼻水に対して有効(カゼの後期)
どちらかと言うと咳・痰に強い製品が多いと言うことが分かったパブロンシリーズですが...色々と不思議が隠されています
★パブロンの不可解PART❶
パブロンのCMでの謳い文句は「効いたよね早めのパブロン」です
※CM商品はパブロンSゴールド錠・ゴールド微粒
ここで「アレっ!?」と思った人(・▢・)/
咳止め成分の記事で「一般的にカゼからくる咳は、乾いた咳から始まり、炎症が進むと痰を伴う咳へとシフトしていく傾向にある」と言いましたが覚えているでしょうか?
処方だけを見ると、どちらかと言うとカゼの後期に対してオススメな成分が入っているような気がしますが悪化しないように早めに飲みなさいと言うことなんだと思います
▼初めから痰を伴う咳が出る場合も無きにしも非ずなので一概には言えません
そもそもカラダが頑張ってウィルスと戦おう、異物を取り除こうとしているのに薬剤で早い段階から邪魔をして良いのかと言う問題はとりあえず置いときます
★パブロンの不可解PART❷
パブロンは錠剤だろうが微粒だろうが1回量に配合されている成分量は同じです
上でさらっと対象年齢を書きましたが「アレっ!?」と思った人(・▢・)/
錠剤と微粒の対象年齢が違うと言うことに気が付きましたか?
パブロンSゴールド錠(5歳以上) / パブロンSゴールド微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
パブロンS錠(5歳以上) / パブロンS(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
パブロンゴールドA錠(11歳以上) / パブロンゴールドA微粒(1歳以上)
大正製薬㈱HPより引用
小さい子どもには錠剤は飲みにくく、喉に詰まらせる可能性もあるため5歳以上はとりあえずOKと納得します
ただし...何故かゴールドA錠だけ11歳以上なんですΣ(・ω・ノ)ノ!
成分的に飲めなくはないですが...添付文書に書いてある以上飲むのは✖
◆守らないともし何かあった時に救済制度が利用できない可能性があります
★パブロンの不可解PART❸
パブロンシリーズには50歳を超えても比較的安心して飲める、めちゃくちゃ優しい処方のパブロン50と言うものが存在します
大正製薬㈱HPより引用
解熱鎮痛成分(弱)・去痰成分(弱)・鎮咳成分(弱)と言うかなり頼りない処方ですが...対象年齢が15歳以上なんです
成分を見ると15歳以下でも飲める気がしますが...添付文書に書いてある以上飲むのは✖
▼ここまで弱い処方だと敢えて飲む理由もないですが...
色々と不思議が隠されているパブロンカゼ薬シリーズですが、
咳からくるカゼに対しては
➡CMでお馴染みのパブロンゴールドS
大正製薬㈱HPより引用
熱を伴う咳からくるカゼに対しては
➡CMでお馴染みのパブロンエースAX
大正製薬㈱HPより引用
様々なメーカーから出ているものの中でも頼りになる選択肢の1つだと思います
こらからの季節インフルエンザが流行り出しますが...インフルエンザが疑われる場合はイブプロフェンを避けることとされているため服用時には気を付けましょう
※インフルエンザは発症後48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用することで、発熱の期間を短くし、回復を早めることが期待できるため、疑われる場合は下手に市販薬で誤魔化さないようにしましょう
アセトアミノフェン | 解熱鎮痛成分 |
イブプロフェン | 解熱鎮痛成分 |
グアイフェネシン | 去痰成分 |
グアヤコールスルホン酸 | 去痰成分 |
ブロムヘキシン塩酸塩 | 去痰成分 |
アンブロキソール塩酸塩 | 去痰成分 |
dl-メチルエフェドリン | 気管支拡張成分 |
デキストロメトルファン臭化水素 | 鎮咳成分 |
ノスカピン | 鎮咳成分 |
ジヒドロコデインリン酸塩 | 鎮咳成分 |
リゾチーム塩酸塩 | 消化酵素(去痰・鼻炎) |
マレイン酸カルビノキサミン | 抗ヒスタミン成分 |
クロルフェニラミンマレイン酸塩 | 抗ヒスタミン成分 |
メキタジン | 抗ヒスタミン成分(抗コリン作用含む) |
無水カフェイン | |
チアミン硝化物(V.B1硝化物) | |
ビスイブチアミン(V.B1誘導体) | |
リボフラビン(V.B2) | |
アスコルビン酸(V.C) |
持病をお持ちの方・併用薬のある方・妊娠又は授乳中の方・過去にアレルギーを起こしたことのある方はOTC医薬品購入前に担当医師又は薬剤師にご相談下さい
記事が役に立ったと思ったらブログランキングのバーナー(右側)をクリック ➡
読み逃げなんて寂しいことしちゃダメですよ<(`^´)>
ご意見・ご質問がある場合は、右側専用フォームからお願いしますm(__)m
拍手ページからご質問を頂いても回答が出来ませんΣ(゚Д゚)!

カスタム検索
Profile
HN:
登録販売者(バイト) No.38493
性別:
男性
職業:
SUGI Pharmacy No.123
自己紹介:
★Blogの目的★
●OTC医薬品の
➡正しい使い方を広める
➡疑問点を解消する
手軽に利用できるように無料で提供
...その変わりと言っては何ですが
●留学費用を稼ぐ
➡クリック型
アフィリエイト設置
●Google Adsense
●忍者AdMax
★応援よろしくお願いします★
★Blogの目的★
●OTC医薬品の
➡正しい使い方を広める
➡疑問点を解消する
手軽に利用できるように無料で提供
...その変わりと言っては何ですが
●留学費用を稼ぐ
➡クリック型
アフィリエイト設置
●Google Adsense
●忍者AdMax
★応援よろしくお願いします★
Access Count
Calendar
Category
Search
GoogleAdsense
忍者AdMax
ご意見・ご質問 専用フォーム
Notice
8/19 和光堂㈱様ご指摘
●植物性のシッカロール
シッカロールキュア➡ナチュラル
8/19 田辺三菱㈱様ご指摘
●プレドニゾ ロン吉草酸エステル酢酸エステル
Strong Class➡Medium Class
●フルコートF
蜂の毒に対する抗生物質の記述を削除
8/20 明治㈱様ご要望
●製品画像の削除
8/20 味の素㈱様ご要望
●画像下に引用先を記述
➡全ての画像下に〇〇㈱HPより引用を記述
8/22 小林製薬㈱様ご要望
●製品画像の削除
8/26 武田薬品工業㈱様ご指摘
●製品(アリナミンR)画像の変更
●植物性のシッカロール
シッカロールキュア➡ナチュラル
8/19 田辺三菱㈱様ご指摘
●プレドニゾ ロン吉草酸エステル酢酸エステル
Strong Class➡Medium Class
●フルコートF
蜂の毒に対する抗生物質の記述を削除
8/20 明治㈱様ご要望
●製品画像の削除
8/20 味の素㈱様ご要望
●画像下に引用先を記述
➡全ての画像下に〇〇㈱HPより引用を記述
8/22 小林製薬㈱様ご要望
●製品画像の削除
8/26 武田薬品工業㈱様ご指摘
●製品(アリナミンR)画像の変更
画像元企業様
PR